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印刷物語

第一話

有名な寒河江の酒蔵の社長が、絶品のお酒を醸造し、絶対に有名なお酒になると自負し、そのためにも素晴らしい酒瓶のラベルを頼もうと、印刷会社の社長に頼みに行きました。


酒屋の社長


「印刷屋の社長!!すんごい酒できたから、立派なシール頼むよ〜」

印刷会社の社長

「これはこれは、○○酒造の社長さんじゃないですか〜
 また素晴らしいお酒できたんですか??」
「そうなんだよ!!これは有名になる!!
 だから立派な酒瓶の顔になるラベルを作って欲しいんだよ」

「喜んでお受けします。ところで、どんなデザインイメージが
 良いでしょうか?」
「ん〜・・・名前は、寒河江○○○とか考えてるんだが・・・
 デザインは・・・任せるよ!!」

えっ!・・・困ったな〜どうしよう(汗)
こんなとき、いろんなデザインの資料があればなぁ〜・・・

「○○社長、少しお時間をください、
 いろいろと試作案を作ってみますから」


「じゃ 頼んだよ(笑顔Max)社運がかかっているんだから」



いざ頼まれたものの・・・イメージすら聞けなかった私は・・・
頭が破裂しそうだった。



POINT@ こんな場合は、デザイン倉庫なる、
いろんなイメージデータ集が必要ではないでしょうか?




その後、私は、何点かイメージを作り、過去のデータやインター
ネットで画像検索、写真屋さん廻りなど、ひたすらデザインを追
い求め続けました。


しかし、なかなか良い画像にめぐりあえず、ふさぎこんでたとき、アールデコの小松君がラベル用の画像を集めていたのを思い出しました。



「ぷるるる〜、やぁ小松君久しぶりだね。
ところで急な相談なんだが、以前言っていた、ラベル用のデザ
インは沢山集まったのかい??」


R deko小松社長

「はい!!この山形の自然や名産品をはじめ、いろいろなジャンルのイラストまで集めてますよ」
「それはちょうど良かった。実は頼まれた酒瓶のラベルで、なかなか良いイメージができなくて困っていたんだよ」
「そうだんったんですか〜私の会社でしたら、デザイン倉庫なる画像集を持っていますし、良かったら文字校正もすべてできますよ」
「それは助かる!!いやね、普通は参考イメージ、データ等なら
もらえるんだが、何から何まで頼まれて、社運がかかっていると
言われて、困っていたんだよ。何から何まですまないが、全部お
願いしちゃっていいかなぁ」
「はい!分かりました、3日ほどお時間をください」

to be continued


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